= RCCM資格とは = |
RCCMとは
RCCM(シビルコンサルティングマネージャ:英語表記はRegistered Civil
Engineering Conlsulting Manager)は、建設コンサルティング業務の管理技術者・照査技術者になるための資格であり、(社)建設コンサルタンツ協会が実施する民間資格です。
なお、建設コンサルタンツ協会の実施の管理を行う、RCCM資格制度管理委員会というものがあって、ここには学識経験者・発注機関代表・建設コンサル代表で構成されています。
建設コンサルティング業務自体、建設コンサルタント登録した業者でないとできません。従って、この資格は建設コンサルタント限定です。
また、建設コンサルティング業務の管理技術者・照査技術者は、技術管理者(建設コンサルタント登録時に届出)に管理されます。この技術管理者は、通常技術士です。
すなわち、右図に示すように、建設コンサル内で建設コンサルティング業務の管理・照査を行うのがRCCMの役目です。
巷でよく誤解されているように、準技術士的資格ではありません。別目的の別資格です。
RCCM資格はなぜ創設されたか
発注者ニーズ | 受注者課題 | → | RCCMの創設 |
●業務成果の技術水準確保 ●業務成果の十分なチェック |
●業務管理者(技術士)が足りない ●管理技術者の資格基準がない ●チェック責任者は公的資格が望ましい |
技術士の指導のもとで、技術士に代わって業務管理者・照査責任者となる |
建設コンサル業務の管理者が技術士だけでは足りないというニーズの中からRCCMが創設されました。
RCCMの部門
RCCMには、20の部門があります。
1.河川、砂防及び海岸 | 6.上水道及び工業用水道 | 11.都市計画及び地方計画 | 16.施工計画、施工設備及び積算 |
2.港湾及び空港 | 7.下水道 | 12.地質 | 17.建設環境 |
3.電力土木 | 8.農業土木 | 13.土質及び基礎 | 18.建設機械 |
4.道路 | 9.森林土木 | 14.鋼構造及びコンクリート | 19.水産土木 |
5.鉄道 | 10.造園 | 15.トンネル | 20.電気・電子 |
登録更新
RCCMは、4年ごとに登録更新を行わねばなりません。
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